こんにちは！大和郡山市・大和小泉駅、近鉄筒井駅近くの「やまだ歯科」です。
すっかり暖かくなりましたね。
さて、今回は小児歯科のお話です。むし歯や歯並びを予防するために、子供の定期的な検診を受けることはとても効率的です。そこで、本日はお母さんからよく聞かれる「お子さんの定期検診の間隔」についてお伝えします。
目次
子供の定期検診の間隔は3から4ヶ月に1回
小児歯科では予防が一番大切
定期検診で行うこと
まとめ
- 子供の定期検診の間隔は3から4ヶ月に1回
子供の定期検診の間隔は、理想的には3から4ヶ月に1回です。なぜなら、この期間で歯石やバイオフィルム（除去しづらい歯垢の塊）が作り出されるからです。一度歯石やバイオフィルムができてしまうと、通常の家庭での歯ブラシでは除去できないため、歯科医院での除去が必要になります。
また、小児歯科で使用する高濃度のフッ素が効率的に作用する期間もおよそ3から4ヶ月です。フッ素は歯の表面を強くし、むし歯になりにくい歯を作ります。家庭での使用と合わせて、歯科医院での塗布をおすすめします✨。 - 小児歯科では予防が一番大切
小児歯科においては、予防が最も重要です。むし歯になったら痛くなってから歯科医院に行くのではなく、定期的に通院してむし歯や生え変わり、歯並び、お口の機能の問題（飲み込み方や悪い癖）をチェックしてもらうことが大切です。
乳歯は生えたばかりの永久歯に影響を及ぼすため、しっかりと管理していく必要があります。「乳歯はむし歯になっても生え変わるから大丈夫」と考える方もいらっしゃいますが、乳歯がむし歯になるとその後に生えてくる永久歯に影響を与えることがありますので、注意が必要です⚠️。 - 定期検診で行うこと
お子さんの定期検診では、以下のようなことを行います。
むし歯のチェック: 高倍率ルーペやレントゲンを使って、むし歯の有無を確認します。
永久歯の生え変わりや歯並びのチェック: 定期的に顎全体のレントゲンを撮影し、歯並びの問題をチェックします。
お口の機能の問題のチェック: 現代のお子さんは顎の成長が不足しがちで、歯並びの問題を引き起こすことが多いです。根本的な原因にアプローチすることが重要です。
歯ブラシや生活習慣の指導: お子さんに合った歯ブラシの選び方や磨き残しのチェックを行い、正しい食生活習慣のアドバイスもします。
クリーニング: 専用の機械で歯の表面の汚れや歯石を除去します。
フッ素塗布: 高濃度のフッ素を塗布し、むし歯になりにくい強い歯を作ります。
シーラント: 奥歯のむし歯になりやすい溝にシーラントを使用して、むし歯予防を行います。
- まとめ
お子さんの定期検診は、3から4ヶ月に1度は歯科医院に行くことが理想です。「痛くて怖い歯医者さん」ではなく、「痛くならないように安心して通える楽しい歯医者さん」と思ってもらえるように、やまだ歯科ではお子さんが楽しく、保護者の方が安心して通えるよう様々な準備をしてお待ちしております😊。
お困りの方がいらっしゃいましたら、ぜひ当院にご相談ください！