こんにちは!大和郡山市・大和小泉駅、近鉄筒井駅近くの「やまだ歯科」です。
だんだんと気温や湿度が上がり、いよいよ梅雨の季節がやってきましたね。雨の日が続くと、気分もどんよりしがちですが、実はこの季節、お口の健康にも意外な影響があることをご存知でしょうか?
梅雨の時期に歯が痛くなる理由
梅雨は気圧や気温、湿度が大きく変化する季節です。こうした環境の変化は、体だけでなく「歯」や「歯ぐき」にも影響を及ぼすことがあります。例えば、以下のような経験はありませんか?
雨が降る前になると、なんとなく歯がズキズキ痛む
いつもよりしみる感じが強くなる
肩こりや頭痛と一緒に、顎や歯にも違和感を覚える
これにはいくつかの理由があります。
気圧の変化による影響
気圧が下がると、体内の気体(例えば、歯の神経の近くにできた小さな空気の隙間など)が膨張しやすくなります。虫歯の初期症状や治療中の歯がある場合、これが刺激となって痛みを感じやすくなるのです。
免疫力の低下と歯周病リスク
湿度が高く、気温差があるこの季節は、体調を崩しやすい時期でもあります。免疫力が落ちると、歯周病菌が活発になり、歯ぐきが腫れたり、出血しやすくなったりすることがあります。
ストレスや自律神経の乱れ
気圧や気候の変化は、自律神経にも影響を与えます。ストレスが増すと、歯ぎしりや食いしばりが無意識に起こり、顎の痛みや知覚過敏を引き起こすこともあります。
だからこそ「定期検診」が重要です
梅雨のように体調が不安定になりやすい季節には、「お口の中の小さな変化」も見逃さないことが大切です。そのためにも、歯科の定期検診はとても有効です。定期検診では、
虫歯や歯周病の早期発見・早期治療
歯ぐきの状態や噛み合わせのチェック
歯のクリーニングや歯石除去による予防ケア
などを行い、お口の中を健やかに保つサポートをします。「痛くなってから行く」のではなく、「痛くならないように予防する」という考え方が、これからの時代のスタンダードです。
まとめ:雨の日こそ、自分の体と向き合うチャンス
外に出るのが少し億劫になるこの季節ですが、そんな時こそ、体や心、そしてお口の中を整えるチャンスでもあります。歯や歯ぐきのトラブルは、早めの対処が肝心です。ぜひこの時期に一度、歯科の定期検診を受けてみてください。気になる症状がある方はもちろん、特に症状がなくても、プロの目でお口の健康状態を確認しておくことで、安心して過ごすことができますよ。
当院は予防やケアにもとても力を入れておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。