こんにちは!大和郡山市・大和小泉駅、近鉄筒井駅近くの「やまだ歯科」です。
小児歯科では、必要に応じて大人と同じように局所麻酔を使用することがあります。この麻酔薬自体は、お子さまに対して大きな悪影響を及ぼすことはほとんどありませんが、治療後に注意が必要な点がいくつかあります。今回は、子供に歯科麻酔を施した後に気をつけるべきことをお伝えしますね!
- 一定時間、感覚の麻痺が続く⏳
局所麻酔を施すと、周囲の歯肉や唇の感覚が麻痺します。この麻痺は治療終了後もしばらく続きます。麻酔の効果が切れるまでの時間には個人差がありますが、通常は治療後30分から1時間ほどで徐々に元に戻ります。場合によっては、数時間続くこともあるので、大人がしっかりと見守ってあげることが大切です👀。 - 誤って唇を噛む😬
麻酔後、子供は唇や頬を誤って噛んでしまうことがあります。麻酔による違和感から、興味本位で触ったり噛んだりすることが多いです。これにより、大きな傷や出血が生じることもあるため、注意が必要です。もし出血が多い場合は、清潔なガーゼで圧迫し、それでも止まらない場合はかかりつけの歯科医院を受診してください🏥。 - 麻酔した部位を触らないように✋
局所麻酔によって感覚が鈍ると、お子さんはその部位を触りたくなることがあります。麻酔を施した部位はできるだけ触らないように指導しましょう。また、感覚が麻痺しているため、すぐに食事をすることは避けた方が良いです。熱い食べ物や飲み物を摂取すると、火傷の危険がありますので、麻酔が切れてから食事をすることをお勧めします🍽️。
まとめ📝
お子さんの治療では、できる限り麻酔を使用せずに治療を試みますが、やむを得ず麻酔が必要な場合もあります。局所麻酔は、精度の高い確実な治療に不可欠であり、小児歯科治療においても同様です。年齢やお子さんの性格に応じて対応が異なるため、局所麻酔が必要な際は、治療中も細心の注意を払い、治療後はご家庭でもお子さんの様子をしっかりと見守ってあげてくださいね✨。